現在のページ:トップページ > 東日本大震災における天台宗の取り組みについて - 天台宗災害対策本部の取り組み

| 天台宗の被災状況 | ||||
| 人的被害(死亡者・行方不明者) | ||||
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| 寺院教会の建物被害 | ||||
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| (5月16日現在) |
・祭文をよまれる半田孝淳天台座主猊下(3月13日・比叡山延暦寺)
| 対象教区(12教区): | 山形教区・陸奥教区(宮城県・岩手県・青森県)・福島教区・栃木教区・茨城教区・群馬教区・埼玉教区・南総教区(千葉県南部)・北総教区(千葉県北部)・東京教区・神奈川教区(神奈川県・山梨県)・信越教区(長野県・新潟県) |
・NHK放送センター(東京都渋谷区)にて、大西典良NHK理事、小林和弘中央共同募金副会長に義援金を手渡す阿純孝天台宗宗務総長(対策本部長)ら

・教区より救援物資を2拠点に物資を集約、被災地のニーズに応じて支援物資を配送
・支援物資の並ぶ東雲寺(石巻市蛇田地区)、天台宗の檀信徒や近隣の人々も多く利用したという
[4]3月23日~24日:北総教区(千葉県北部)・埼玉教区・群馬教区・栃木教区を齋藤圓眞教学部長らが視察した。中でも栃木教区の被害は大きく、他の教区でもこれらの教区では石灯籠や墓地の倒壊など被害が多かった。北総教区・南総教区(千葉県)では津波の被害を受けた寺院は無かった。
・チャーター便に支援物資を載せ、陸奥教区中尊寺(岩手県平泉町)に発送した。中尊寺から被災地へは仏教青年連盟や中尊寺関係者が中心となり搬送した(3月25日・天台宗務庁
・犠牲になられた方々に哀悼の意を捧げられた(3月29日・比叡山延暦寺阿弥陀堂)
・地震直後にはライフラインが寸断されたことから、カセットコンロなどの救援物資は、多くの檀信徒に大いに喜ばれたという(気仙沼市・観音寺)
・未だ膨大な瓦礫で埋め尽くされている被災地で祈る阿宗務総長、鮎貝住職ら(4月15日・気仙沼市鹿折地区)
その後、津波で壊滅した東松島市大曲地区にある萬寶院の住職である石川仁徳師に話を聞いた。石川師は親族2名を津波で亡くし、寺院も流失してしまったが、石川師は各地の遺体安置所を廻ったり、支援物資を搬入したりと献身的に活動している。
・首長会議で不在であった市長に代わり加藤慶太気仙沼市副市長に義援金を寄託(4月15日・気仙沼市市役所)
・15日に行われた「温泉ツアー」には40名が参加した。
レポート〈天台宗の支援活動【1】〉
・地震発生の2時46分には、黙祷が捧げられた。
